27日のNYダウは続伸したものの、日中の値幅が800ドル超と荒れました。結局、NYダウ260ドル高(+1.14%)、ナスダック25ポイント高(+0.38%)でした。経済指標では、米12月消費者信頼感指数128.1(予想133.7)と予想を下回っています。ダウは一昨日に過去最大の上げ幅を記録、引き続き日中値幅の大きい展開が続いています。
日中値幅の大きさが株式市場の不安定さを示しており、長期下落トレンドの最中に見られる現象です。そのため続伸はしたものの、中長期的(6ヶ月〜2年程度)には悪い兆候と見ています。為替市場で注目すべきは、FRBの金融政策になるでしょう。
FRBの金融政策は米経済指標と企業業績の影響を受けます。米経済指標と企業業績が強ければ現状維持、弱くなればハト派へ傾倒していくでしょう。ドル相場は概ねFRBの金融政策の方向性に沿った動きになると見ています。今後の経済指標をしっかりと確認していきます。
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