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おはようございます、今週はデイトレ・スイングで「ドル/円の売り」「ユーロ/ドルの買い」を何度かトレードしてみました。50銭づつ利食っていたので多少利益を積めました、ブログには掲載していなかったのでブログ上の収支からは省いておきます。2週前のポジションですが、水曜朝にユーロ円は利益確定できましたが豪ドル円はつかまってしまいました、93.0でロスカットが正解でしたね。
現在はユーロ/ドルはポジションなし、ドル円は「100.00で10万売り」でキープしています。来週98円台に来れば早いですが利益確定しようと思っています。今週から「ヘッジファンドの換金売り」で相場展開が変化しています。ドル円は100円以上は一旦売り、欲張らずに99円台前半で利益確定でも良いかなと考えています。
サブプライムショック後の市場の大きなトレンド【株安】【円高】【ドル安】【商品・原油高】の4大トレンドが少しだけ変化しています。来週以降は注意が必要です。なぜ何が変わってきているのかを考えてみたいと思います。まず、ヘッジファンドが次々と力尽きています、米証券大手ベアースターンズもあっさり買収されましたが、ゴールドマンサックスやリーマンブラザーズは市場予想よりは「まし」な決算となり株式市場は一旦落ち着きました。
個人的には大手米系証券も赤字決算ではなかったものの大きな損失を出していると思います、いかにも「よくわからない部分の評価損」で「調整」したかのような黒字決算です。証券会社は昨年まであれほど「BRICs」を連呼して新興国の株式を買いまくっていたわけですから、世界の株が下がればダウが頑張っていても巨額の損失を被っているはずです、結局「損」を埋めるために換金し、換金売りがさらに評価損を増やしている状況のはずです。こうなるとレバレッジの権化であるヘッジファンドを中心にガタガタになって破綻や閉鎖が相次ぐのは当たり前かと思います。
今週の値動き(商品・原油価格の暴落やユーロ+豪ドルの下落)はこうしたヘッジファンドが力尽きた証拠です。最後の資金繰りのために、「利」が乗っているポジションを換金しています。今後は【株安】【円高】【ドル安】【商品・原油高】だけを中心にした投資戦略が通用しない場面がありそうです。それでもなかなか円安にはなりにくいのも事実で綱引きが続くレンジ相場とみて来週以降も「ドル/円の戻り売り」を続けてみます。ユーロ/ドルは今週は1.54まで大きく下落していたのでトレードしましたが、これも「利」の乗っているポジションで少し怖いので、ユーロ/ドルは辞めておきます。ちなみに先週のように豪ドルがキウイより大きく下落しているときは「短期筋がポジションを手仕舞っているとき」です。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。