25日はクリスマスのため米国休場、日経平均は1,010円安でした。トランプ大統領はFRBの利上げを批判、メキシコ国境の壁予算に絡み政府機関の一部が閉鎖されています。2018年10月までの株高の根底にあったのは、大規模金融緩和とグローバル化です。この両方が限界点に達して成長余地がなくなり、巻き戻しに入ったことが株安の要因です。
その引き金(トリガー)を引いたのが、米中貿易・サイバー戦争や保護主義政策かと思います。中国やメキシコへ安価な労働力を求めて工場移転→逆輸入で大企業は業績を伸ばしてきました。これにより先進国の製造業や中間層が没落、新興国の人件費も上昇してグローバル化が限界点に達していました。
これが株安の根本的な要因であり、ニュースで報じられているのは株安の「きっかけ」に過ぎません。ドル円は110円の節目まで下落しました。113円後半から売っていましたが、利食いの後は、来年戻ったところを再度売っていきたいところです。
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