28日のドル円は112円台後半へ下落しました。12月FOMC以降のドル安+資源高が止まらない中、北朝鮮がミサイル発射の兆候との報道を受け、113円を割り込んでいます。それでも米国株がしっかりしており、大崩れには至っていません。
ドル円は日足雲上限の攻防に少しだけ関心が集まっています。日本政府から企業トップに対し「韓国から駐在員を帰国させるよう指示された」との噂が持ち上がっています。1月9日に米国が先制攻撃するためとのこと。
普通に考えれば、先制攻撃の日時が漏れることなどあり得ません。もし噂が本当であれば、日韓関係の悪化によるものと推測できます。このような指示は、過去にも慰安婦問題等で日韓関係が悪化している時に出ていたようです。
これは日本人が韓国へ行くと、暴漢に遭ったり、人質にされたり、不要な脱出の手間が増えるなど、単純にリスクが増しているからと思われます。「正月に帰国したら、そのまま戻らないで欲しい」というのが政府の本音かもしれません。
2018年は基本的には良好な経済環境を背景にリスクオン相場となる見通しですが、米国・イスラエルVS北朝鮮・イランを中心に紛争のリスクが高まっており、地政学的リスクも意識しながらという相場になりそうです。
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