6日のダウは小幅続伸、ドル円は114円付近で膠着して来ました。トランプラリーもやや落ち着いてきており、当選から就任までのユーフォリアも一服して来そうです。おそらくはヒラリーが当選していてもリスクオン地合いになっていたと思われる時期ですが、こういった季節には不思議なくらい好材料が続くものです。価格が上昇し、みんなが買い終わると、不思議なくらい悪材料が出てくるのが相場です。タイミング的にもトランプ就任以降は流れが変わり、2017年は大方の予想に反し、リスク回避相場になるという見方に変わりありません。年内は明日ECB金融政策とドラギ総裁会見、13-14日FOMCが最後の材料になります。その後は年末へ向け、トランプノミクスの話題一色で終えそうです。年が明けると高過ぎるドル、新興国経済などにも目が向いてくるかもしれません。また、欧州が選挙の年となり、こちらも投資家の関心を集めるでしょう。トランプラリー長期化の見方が大勢です。コンセンサスが偏り過ぎているなか、実際の相場がどう動いていくか注目しましょう。
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