30日は投資家の関心を集めていたOPEC総会にて「減産合意」となりました。米経済指標も軒並み強かった事から、米長期金利は上昇→ドル高となっています。また米国株は上昇しなかったものの、円安は大幅に加速し、日経平均は18,500円台乗せとなりました。ドル円は1995年以来の上昇率を記録しており、いまだ天井が見えて来ません。現状はショートで捕まっており、安易に売り増して行くとパンクしてしまうため、FOMC前後までは慎重にやっていきたいところです。ドル高といっても、ユーロドル相場はいまだ1.05の節目を割り込んでおらず、ドル円の独歩高の印象。海外勢の日本株とのセット買いや、国内個人投資家の「売って踏み上げ、売って踏み上げ。」の繰り返しが起きているのかもしれません。いずれにしてもドル円は1995年以降誰も経験したことのない上昇スピードです。すでにオーバーシュートの域に入っていると思われますが、このような値動きになると「上値のめど」は通用しません。「止まるまで止まらない。」と考えておくほうが良さそうです。
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