おはようございます、昨日は(米)12月雇用統計の悪化を受けNYダウは12,800.20 -256.54 -1.96% と大幅下落。これを受けて週明けのアジア株式市場は暴落して始まることが予想されます。日経平均は4日に600円以上下落していることもあり、下げても午前中だけか。先日のISM製造業景況指数に引き続いての重要指標の大幅悪化により、金融市場には悲壮感が漂っています。
「株高+円安」要因として期待が持てるのは相変わらず「FOMC」だけです。今月は29-30日に開催が予定されております。ただし、NYダウ、日経平均ともに戻りも限定的になりそうで、利下げしか打つ手無いFRBも簡単には0.50%の利下げに踏み切れない様子。インフレ懸念よりも「利下げ効果」がなくなれば「打つ手なし」となりかねません。この点「利下げ」というカードを持たない日本株はもとより「打つ手なしの一人負け」となっています。政府&日銀は永遠に「外部要因」といい続けます。
米株式市場に話を戻しますが、12月の雇用統計の内容は詳細を分析しても、住宅問題発で悪い方向に広がっています。失業率も5.0%で株価も下落、こうした心理がさらに「消費の減速」に向かっていくのも時間の問題か、原油高も悪材料。まずは月末のFOMCを睨んだ直前の「戻り具合」を確認したいと思います。来週は「トルコリラ」を仕込み始めようかと考えています。現状ではユーロ円以外では「短期ロングポジション」を持っていなかったのは幸いです。ただしショートポジションも溜まってきているので月末まで我慢できれば上昇局面もあるかもしれませんね。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。