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【FOMC議事録(12/13-14分)】FOMCメンバー「景気認識強い。利上げサイクル早める必要。ドル高が経済の重しとなる。トランプ政策不透明。」との認識。

20170105ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
4日はFOMC議事録(12/13-14分)の発表を待つ格好となり、ドル相場は方向感の出ない値動きが続きました。FOMC議事録では、1.景気認識の強さ。2.利上げサイクルを早める必要。3.ドル高が経済の重し。4.トランプ政策の不透明感などが議論されています。おおむね市場の認識と一致しているものの、ドル高を懸念していることがわかり、ドル売り材料になっています。今晩は米12月ADP全国雇用者数、米新規失業保険申請件数、米12月ISM非製造業景況指数と重要指標が発表されます。米経済指標に関しては、極端に悪い結果が続くことは考えにくく、一部の指標が悪いというだけでは、3月利上げに大きな影響は無いでしょう。材料視されにくいと考えられます。FRBの金融政策に影響が出ると、ドル相場への影響は大きくなります。経済指標よりもトランプノミクスと新たに浮上するリスク要因のほうが影響を及ぼすと考えています。NYダウは再び2万ドルの大台が目前に迫っています。こういった目標があるうちは崩れないと思われますが、2万ドル乗せの後はトランプノミクスの成否を見極める期間に入っていくでしょう。トランプノミクスに関しては、最初は勢いがありそうですが、長期的(向こう1~2年)には必ず失敗=リスク回避と予想しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

【米12月ISM製造業景況指数54.7】米ISM2年ぶり高水準に一時ドル高→乱高下!原油価格は急落し、金融市場は年初から荒っぽい動き。

20160104ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
3日NY時間に発表された米12月ISM製造業景況指数は、54.7(予想53.8)と非常に強い結果で2年ぶり高水準。ロンドン時間午前中から「ドル買い+ダウ先物買い」が再開し、米ISMを受けドルは一段高となりました。その後はドルも米国株も荒い値動きとなり、ドル円は118.60まで上昇後→117.21まで急落する場面も。まもなく始まるトランプ新政権の政策をめぐり、当面は一喜一憂する相場が続きそうです。新興国通貨では、メキシコ・ペソ安+米ドル高が加速しており、このあたりからもトランプラリーが再開していると言えそうです。まもなくスタートするトランプ政権ですが、年末年始からすでにトランプ次期大統領の発言が次々と報道されており、投資家らはトランプ氏の矛盾した経済政策や外交政策が、上手くいくかを見る期間に入ります。「大統領就任~100日は猶予期間。」という常識がありますが、相場としては100日という期間よりもポジションの傾きのほうが重要かと思います。投資家の「米ドル買い+米国株買い余力」が、どのくらいあるのか見極めたいところです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

【今週1/3-6為替相場見通し】年始は実質3日NY市場~就任迫るトランプノミクスに投資家の関心集中!米ISMや雇用統計の発表あり。

20170103ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
2017年は2日がニューイヤーズデーの振替休日。今晩NY市場から、本格的に取引再開となりそうです。昨年終盤の金融市場は、トランプラリー一色となり、ドル高+米株高で終了しました。今年前半は引き続き「トランプラリーがどこまで進むか?」を見極める相場となるでしょう。12/27最新のIMMポジションでは、円ショートがさらに膨らみ87,009枚。ユーロショートとポンドショートは、ともに減少して年末を迎えました。NYダウも年末は調整し、3日続落でクローズ。トランプ新政権がスタートし、雲行きが怪しくなるまでに、2万ドルを超え高値をトライしそうな雰囲気です。

今晩は24:00に米12月ISM製造業景況指数が発表されます。市場予想は53.7ポイント、近い数字になりそうなイメージです。今週は6日米12月雇用統計まで、重要指標が目白押しとなっています。総じて悪い結果というのは想像しずらく、むしろ強い結果が続きそうです。米国経済の環境が極めて良い中で、トランプラリーのドル高+米株高が、どこまで進むのか?どんな相場でも限界点は必ず来ます。日々のチャートと毎週のポジションの傾きを確認しながら、天井を見極めたいところです。    

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Posted bydaytraderzero

【年末相場】原油価格が堅調→やや円安、米経済指標極めて強い!ドル円117円をサポート、ユーロドル1.05がレジスタンスで動き鈍い。

20161228ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
27日クリスマス休暇明けのNYダウは11ドル高。WTI原油の7日続伸と強い米経済指標を受け、買いが優勢でした。ドルは横ばいで、ドルインデックスは103.01ポイント。為替市場は「小幅円安」でした。ドル円は117円レベルをサポートしており、117円台でレンジ相場となるか、120円に向け上昇していくか難しいところです。FOMC後の高値118.66からの調整が浅かった事や、市場のセンチメントを考えると、120-125円レンジに上昇しそうに見えます。このレンジはアベノミクス相場で最も上げたレベルであり、この時には日銀の大規模追加緩和(黒田バズーカ2)とGPIFの巨額ポートフォリオ変更が重なって到達したレベルです。100-105円レンジで推移していた時に、現在の環境がこれに匹敵する程だと考えるのは難しかったですね。未だどの水準に落ち着くのか不透明ではありますが、ドル高+円安+米株高の方向が変わるには、まだまだ時間がかかりそうです。半年くらい売りのタイミングがズレてしまったのかもしれません。いずれにしても今の相場は、売りでは勝てない相場でした。出来るだけショートポジションを小さくしておきたいところです。    

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Posted bydaytraderzero

【2017年相場見通し】トランプ新政権とFRBの金融政策をテーマにした米ドルと米国株が中心!欧州政治と日欧金融政策がサブテーマか?

20161225ドル円週足チャート 20160706外為オンライン
20161225ユーロドル日足チャート 20161225NYダウ先物週足チャート
2017年の相場見通しです。今年前半はドルインデックスが91ポイント台を付ける場面があったものの、足元では103ポイント台に切り返しており、結局のところFRBの利上げをテーマとしたドル高が継続したという事になります。そろそろ下げると見られていたNYダウも大きく上昇し、2009年からの長期上昇トレンドが継続しています。年末年始から20ドル台まで下げが加速した原油先物市場の混乱や、6月のブレグジット・ショック、11月のトランプ・ショックもすべて乗り越え、米ドル高+米株高が継続しました。2016年はまだ米ドルと米国株が下げない年(長期上昇トレンドの途中)だったという事になります。この大きなトレンドを変えるきっかけは、「米国発」の大きな変化だと考えられます。その意味でも米国の政権交代と、FRBの利上げサイクル頓挫が、流れを変えるきっかけになりそうです。トランプ新政権も100日は猶予が与えられるわけですが、就任して割と早い段階で米ドル高+米株高が限界に達しそうです。その後は長期ドル安+米国株安という見方で変わりません。いつ米ドル高+米株高の流れが頭打ち→下落へと転じるかを見極める2017年相場になるでしょう。トレードは「ドル円・ユーロドル・NYダウ」が、メインテーマに合致していて良さそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero