27日クリスマス休暇明けのNYダウは11ドル高。WTI原油の7日続伸と強い米経済指標を受け、買いが優勢でした。ドルは横ばいで、ドルインデックスは103.01ポイント。為替市場は「小幅円安」でした。ドル円は117円レベルをサポートしており、117円台でレンジ相場となるか、120円に向け上昇していくか難しいところです。FOMC後の高値118.66からの調整が浅かった事や、市場のセンチメントを考えると、120-125円レンジに上昇しそうに見えます。このレンジはアベノミクス相場で最も上げたレベルであり、この時には日銀の大規模追加緩和(黒田バズーカ2)とGPIFの巨額ポートフォリオ変更が重なって到達したレベルです。100-105円レンジで推移していた時に、現在の環境がこれに匹敵する程だと考えるのは難しかったですね。未だどの水準に落ち着くのか不透明ではありますが、ドル高+円安+米株高の方向が変わるには、まだまだ時間がかかりそうです。半年くらい売りのタイミングがズレてしまったのかもしれません。いずれにしても今の相場は、売りでは勝てない相場でした。出来るだけショートポジションを小さくしておきたいところです。
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