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【S&Pが欧州金融ファシリティー(EFSF)も格下げ】ギリシャにデフォルト懸念残るも、目先は予定していた悪材料出尽くしか?

ユーロ豪ドル週足チャート20120117T 20120117外為オンライン
おはようございます。16日はNY市場が休場、S&Pが先週末のユーロ圏9カ国一斉格下げに続き欧州金融ファシリティー(EFSF)も格下げしています。S&Pの格下げに関しては、昨年から何度も警告されておりサプライズも無く目先の悪材料は出尽くしました。追加された悪材料は債務交換協議が中断している「ギリシャデフォルト懸念」ですが、今のところギリシャが「自分たちがデフォルトしたらそっちも大変だよ」というスタンスで金利に関して駆け引きをしている状態かと思います。救済する側もギリシャもお互いに無秩序なデフォルトは避けたいものの、提示している金利水準に開きがありますし、どちらも妥協できないでしょうから期限いっぱいまで協議が続きそうです。チャートはユーロ豪ドルの週足チャートで、12月半ばから1.3を割り込み「ユーロ売り+豪ドル買い」が進んでいます。為替市場ではユーロストレート中心の取引となっているため、豪ドル円やドル円の予想は難しくなっています。ユーロに関しては短期的な戻りがあっても、実体経済も悪いですから戻りは限定されそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero