31日は多くの米重要指標が発表されました。米国の利上げペースに投資家が関心を示す中、米7月コアPCEデフレーター(前年比)は+1.4%と前月の+1.5%から低下。12月利上げ観測がやや後退しています。
直近の米経済指標は住宅関連が弱かったものの、他は好調。企業業績も良く、利上げペースが加速しそうにないとあって米国株が切り返しています。
北朝鮮情勢も解決は見えないものの、米国の脅威には程遠い状態であり、投資家らは真剣にリスク要因だと捉えていない模様。長期的な懸念材料ではありますが、目先は茶番という雰囲気かと思われます。
8月のドル円相場は、1か月のレンジが108.26-111.04と、狭いレンジに終始しました。2017年は株式市場も為替市場も歴史的な低ボラティリティとなっています。
このまま年末まで動かずに終わってしまうのか?米連邦債務上限引き上げ問題はリスク要因ではありますが、すでに予定されているリスクイベントです。予期せぬ新材料の浮上に期待したいところです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。