29日の米国株は3指数揃って軟調。アップル株の下落が重しとなりました。日経新聞のiPhone X 生産半減報道が出ています。
米10年債利回りは上昇し2.7%台乗せ、今夜トランプ大統領一般教書演説、明日FOMC結果、週末に米雇用統計を控え、ドルショートカバーも入っている模様。
さらに月末フローも絡んでおり、これまでのような一方的なドル安よりも、ドルは売り買い交錯となりそうです。
注目の米12月コアPCEデフレーター前年比は+1.5%(予想+1.5%、前回+1.5%)となり、市場予想や前回と一致。「横這い」というのが米インフレ動向の現状です。
基本的に利上げを加速させるとインフレ圧力が抑え込まれるため、インフレ指標が横ばいなのに利上げ回数を加速させていくのには無理があります。今のところはコンセンサス通り年3回がいいところでしょう。
今晩はトランプ大統領が一般教書演説、明日はFOMC結果が発表されます。その後も米重要指標が多く発表される予定になっており、今週のドル相場は、一方通行になりにくいでしょう。
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