
(出所:外為オンライン)
29日の米国株は下落。S&P500種18ポイント安(-0.30%)、ナスダック総合80ポイント安(-0.38%)でした。為替市場はユーロ安。
今週は火曜→水曜とユーロが下落しました。米国とEUの関税合意がきっかけになりましたが、根本的にはユーロ買われ過ぎの調整が起きただけでしょう。
米6月JOLTS求人件数は743.7万件(予想750.0万件)と、予想を下回りました。
米7月消費者信頼感指数は97.2(予想96.0)と、予想を上回りました。
本日は21:15米7月ADP雇用統計、27:00FOMC結果、27:30~パウエル議長会見が予定されています。
FRBはFF金利を据え置き見通し。9月利下げ再開へ向けてハト派へ傾倒するか注目しています。
トランプ大統領の利下げ要求がなければ、利下げ再開は「データ次第」となりそうですが、ここまで露骨な圧力があると変化が見られるかもしれません。
高い政策金利を維持して景気が悪化すれば、FRBのせいにされます。利下げをしてインフレ再燃ならトランプ大統領のせいに出来ます。
いずれにしても市場はFRBの利下げ時期と、日銀の利上げ時期を探る展開になっています。長く据え置いている政策金利がいつ変更されるか注目です。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。