4日のNYダウは152ドル上昇し、2万5千ドルを突破しました。日経平均も大発会から741円高、為替市場ではユーロ円が堅調に推移しています。経済指標は、米12月ADP全国雇用者数25.0万人増(予想19.0万人増)と強い結果。
米12月ISM製造業景況指数も非常に強い結果でしたが、製造業関連は米国以外も右肩上がりが続いており、指標の強さは当面変化しそうにありません。株式市場に対する投資家心理も強気な見通しが増えています。
猛烈な株高にも関わらず、利上げがゆっくりというゴルディロックス相場のなか、今年はようやくインフレ圧力も高まってくると見られています。日米ともに賃金上昇・インフレ圧力は高まりそうです。
そんな中、今晩米12月雇用統計が発表されます。投資家の関心は、今回も平均時給に集まっています。市場予想は前月比+0.3%となっています。前年比で3.0%前後に上がって来れば、FRBにとっては最高の展開となります。
米賃金のポジティブサプライズがあるか注目しましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。