6日は華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)孟晩舟CFO逮捕を受け、NYダウは一時795ドル安まで下げる場面がありました。その後、WSJのFRB利上げ停止観測報道を受け、大きく値を戻して引けました。ナスダックはプラス圏へ浮上、NYダウ79ドル安(-0.32%)、ナスダック29ポイント高(+0.42%)でした。
為替市場ではリスク回避圧力から円やドルが買われ、その他・リスク通貨が売られました。経済指標では、米10月貿易収支が発表され、貿易赤字は10年ぶり高水準、対中国では過去最大へ拡大しました。一方で、米11月ISM非製造業景況指数は60.7(予想59.2、前回60.3)と、3日に発表された米11月ISM製造業景況指数に続き強い結果となりました。
本日は22:30米11月雇用統計が発表されます。投資家の関心は米中貿易摩擦問題やEU離脱案の議会採決に集まっており、今回の米雇用統計への関心は下がっています。米株式市場が2日間荒れた事もあり、18-19日FOMCでFRBが来年以降の利上げペースをどうするのか?米中貿易摩擦問題をどう考えているのか?等に関心が向かいそうです。
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