19日はドル買いが溜まっている中、トランプ大統領からドル高けん制発言が飛び出し、ドルは高値から急反落しました。トランプ大統領は、CNBCとのインタビューで、FRBの利上げは「好ましくない」と発言。米貿易赤字削減を掲げている事から、弱い人民元やユーロに言及する可能性は容易に想像できたと思います。
今後、進行している円安+ドル高に対しても「不当に安くしている」といった趣旨の発言があるかもしれません。貿易戦争に関して、日本とEU(ドイツ)の心配は、自動車関税かと思います。来週25日に米欧首脳会談も予定されており、米国VS日欧の自動車関税絡みの争いに懸念が高まりそうです。
少なくとも11月の米中間選挙までは、貿易摩擦絡みの発言に振らされそうです。NYダウは134ドル安(-0.53%)、ナスダックは29ポイント安(-0.37%)でした。経済指標は、英6月小売売上高指数-0.5%(予想0.2%)、米7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数25.7(予想21.5)でした。
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