12日のNY市場では、予想を上回った米12月消費者物価指数コア前年比+1.8%(予想+1.7%)と、米12月小売売上高+0.4%(予想+0.5%)、除自動車+0.4%(予想+0.3%)を受け、一時的にドルが買われる場面もありましたが、結局ドルは下落してクローズ。
ドルインデックスは久しぶりに90ポイント台へ下落しています。
一方でユーロは地合いが強く、買い材料に反応しやすくなっています。最新のIMMユーロロングは144,691枚へ増加し、過去最高を記録しています。ここまでユーロロングに傾いてしまうと、順張りのリスクも高くなるでしょう。
ある程度ポジションが解消されればユーロを買いたいところですが、現時点ではユーロを売る材料に乏しく、買いが溜まった状態が長期化しそうです。
ドル売りポジションの増加により、ドル円は111円割れまで下落したものの、円相場全体は円高になっていません。
ドル円・ユーロドルともにポジションが傾いており、ここから無理に順張りするよりも、しばらく環境が変わるのを待つのが良さそうです。
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