明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。2日NY市場は特に新しい材料もないことから、前年の流れを引き継ぎ「ドル安+米株高」でスタートしました。
米国では、レーガン政権以来となる連邦法人税率35%→21%への大幅引き下げが、企業業績と賃金を押し上げるとの見方が大勢を占めています。
中東・東アジアの地政学的リスクを横目に見ながら、株高+円安+ドル安リスクオンの限界点を見極める相場となっています。為替市場では主要国の金融政策が大きなテーマとなります。
引き締めに向かうユーロやポンド、カナダドルあたりが物色されそうです。オセアニア通貨は未だ利上げの兆候がなく、米国は相対的に見てユーロ圏や英国やカナダよりもタカ派に傾くかどうかがポイントでしょう。
主要国の賃金とインフレ動向を見て投資家の行動が決まる展開となりそうです。今晩は米12月ISM製造業景況指数、週末には米12月雇用統計が発表されます。
やはり「賃金」に注目が集まるでしょう。限界点を探るという意味で、ポジションの傾きにも注目しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。