◆27日の為替市場は原油安を受け資源国通貨が軟調、12/3追加緩和を表明しているユーロは上値重く全体的に円が買われています。ドル円は結局120円台前半まで反落、今晩夜中3時に発表されるFOMC声明を待つ展開です。投資家は声明の内容から12月利上げの有無を探ることになり、タカ派であればドル買い、ハト派であればドル売りでの反応になるでしょう。その後は30日に注目を集めている日銀金融政策決定会合で追加緩和があるかどうかに関心が移りそうです。ECBは22日に態度をはっきりさせており、12/3追加緩和を宣言済み。残る日米中銀がどうするのか注目が集まっています。個人的には日銀は11月か来年1月に追加緩和と予想しています。経済指標は、米9月耐久財受注-1.2%(予想-1.5%)、除輸送用機器-0.4%(予想0.0%)、米8月S&Pケースシラー住宅価格指数+5.09%(予想+5.10%)、米10月消費者信頼感指数97.6(予想102.9)、米10月リッチモンド連銀製造業指数-1(予想-3)でした。
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