◆26日のNYダウは23ドル小幅安、ドルインデックス96.96とドルも小幅安となっています。市場は今日から始まるFOMCと30日の日銀金融政策決定会合に関心が移っています。その他、アップルなど米企業決算にも引き続き関心が集まっています。経済指標では、独10月IFO景況指数108.2(予想107.8)と予想より良い結果、米9月新築住宅販売件数46.8万件(予想54.9万件)と予想を大幅に下回っています。浜田内閣参与が「米利上げ観測で円安基調が維持されている限り、日銀が自ら動く必要はない」と発言しており、30日の追加緩和を否定しています。日銀に対する期待が高いだけに、30日に何もなければ失望の円高+株安も大きくなりそうですが、追加緩和「期待」は残るため下げも一時的でしょう。FOMCは利上げが無ければイエレン議長会見は無い予定、声明文がどの程度タカ派に傾ているかで12月利上げ観測が変わって来そうです。おそらく「年内の利上げが適切」というこれまでの主張を維持してくる見込みです。
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