2011年07月05日08:56
おはようございます。4日のNY市場は米独立記念日で休場でした。米格付け会社S&Pはギリシャのロールオーバーは「選択的デフォルト」とみなすとの報道に一時ユーロ売り1.45割れまで下げる場面がありましたが、結局下落せずに小幅陽線でクローズしています。先週のギリシャ議会で緊縮財政法案を可決出来たことで、フランスが提唱しているギリシャ債のロールオーバーに対して格付け会社とECBの見解に関心が移行しています。ユーロ相場は7日に利上げを実施後、トリシェ総裁会見で今後の利上げスタンスによって動きそうです。加えて株高によるリスク許容度の改善がさらに進めばユーロには買い圧力、ドルには売り圧力がかかりやすく、ギリシャ問題を含めた3つの要因で方向が決まりそうです。本日は東京時間に豪RBAキャッシュターゲットが発表されます。欧米時間は材料少なく、チャートで地合いを確認しながらトレードして行きます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。