2011年07月01日09:56
昨日は「ユーロ高+米株高」となりました。ギリシャ緊縮財政法案の採決に疑心暗鬼が広がり先週末から週明け朝方まで軟調に推移していたユーロと株価は、法案可決への楽観的な見通し浮上、ショートカバーに思惑的な買いも加わりユーロ円、ユーロスイス、ユーロドルなどユーロが買い戻されています。またバーゼル銀行監督委員会が自己資本の上乗せに関して市場予想の3.0%ほど厳しくなかったことや、フランスのギリシャ債ロールオーバー策などが今のところ好感されNYダウは108ドル高、12043ドルで引けています。本日は明日29日に採決を予定しているギリシャ緊縮財政法案の採決待ちにより、積極的にリスクを取っていく流れよりもギリシャ関連の報道・発言・憶測により小幅にユーロ中心に上下するイメージで見ておきます。今週は緊縮財政法案の採決が最も重要なイベントになると見ており、これさえ可決できれば安心感が広がり米国の経済指標や債務上限引き上げに関心が移りそうです。※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。