2011年07月12日10:34
11日の為替市場ではユーロが中心に売られました。ユーロドルも一時1.4割れと大幅下落となりましたが、米雇用統計のネガティブサプライズや米債務上限引き上げ難航でドルも買えない展開。消去法的に円とスイスフランが買われています。ユーロ円は113.50にあったサポートラインを割り込み112円台前半まで下落、ユーロスイスは史上最安値を更新しています。今日以降もギリシャ・イタリア・スペイン・ポルトガルなど欧州債務問題と米債務上限引き上げ問題がテーマとなりそうです。ユーロはユーロ円がサポートラインをしっかりと割り込んでクローズしていますので戻り売りは出やすく、欧州債務問題に関して好材料を提供しても戻したところは売りが出やすい展開が目先は続きそうです。ギリシャ関連がテーマになると月曜や金曜でも相場がよく動き、火曜がいまひとつ方向感がでないことが多いですね。米債務上限引き上げに関しても週末に進展していない事で懸念が高まっているのかもしれません。今週は月曜にチャンスが過ぎてしまいましたので、水曜・木曜中心にトレードして行こうかと考えています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。