2011年07月04日08:34
先週末に発表された米6月ISM製造業景況指数は55.3ポイントと市場予想を大幅に上回りNYダウが続伸。ギリシャデフォルト懸念も後退し為替市場でもリスクオンの動きとなり、ユーロや豪ドルが買われました。ドル円相場は80円台を中心に方向感のない展開が続いています。今週は7日ECB金融政策後に行われるトリシェ総裁会見と8日米6月雇用統計に注目が集まりそうです。ECB金融政策では今回利上げが見込まれており、市場予想どおり利上げが実施されそうです。注目はその後のトリシェ総裁会見で再度利上げが行われる時期を探ることになり、しばらく様子を見ると受け取れる発言であればユーロ売り、次の利上げも近いと受け取れる内容であればユーロ買いとなりそうです。先週はギリシャ議会が注目を集めましたが、無事にEU・IMFによる120億ユーロの融資が受けられる見通しとなりデフォルト懸念が一旦後退、しばらく米国の経済指標と債務上限引き上げに関心が移りそうです。4日は米独立記念日で米国休場、その後は週後半に向けイベント中心の相場になります。トリシェ総裁会見も米6月雇用統計も結果次第ですからイベントへ向けた思惑や6月ADP全国雇用者数を受けてのバイアスの変化などを良く見ておきたいと思います。それでは今週も頑張りましょう!※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
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