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リスク管理1000回に1000回ロスカットする方法と考え方、専業トレーダーは神様に祈って待たない。

※この記事は専業トレーダーを目指す超本気派の方向けに作成しています。
USDJPY20090213日足チャート
今回は専業トレーダーを目指す方向けの「ロスカット」について解説をします。例に挙げたのはドル円日足チャートですが、わかりやすく長めのチャートで解説をしますが日々の短期トレード、5分足など短いチャートになっても考え方は同じです。まず、ドル円日足チャートをご覧ください、クリックで拡大できますがご自身のチャートでも良いかと思います。ドル円相場は8/15の高値110.68から下落をしていますが、9/16に103.53、9/30に103.49まで下落をしています。10/6にもしロングポジションを持っている場合には103.50を完全に割り込んだ時点(103.40)では必ずロスカットをする必要があります、1,000回に1,000回です。次に10/23ですが年初来安値3/17の95.67を意識して95.88まで下落したところで一旦反転しています、そして10/24に95.67を完全に割り込むと下落速度が加速し90.83まで急落しています、5円以上一気に下落したということですね。次に12/12には10/24の年初来安値90.83を更新し88.25まで急落となりました。マーケットで注目されているポイントにはプロのディーラーや機関投資家のストップロスが大量に設定されています、また皆が注目しているポイントを割り込んだ場合には新規でショートポジションが大量に建てられ急落します。

次にこの3つのポイントでロングポジションをロスカットしなかった場合をシュミレーションしていきます、まず12/12ですがこれは翌日に91.33まで上げる場面がありましたので急落時に強制ロスカットにならない限り12/13に逃げるチャンスがあったことになります。10/24に急落をした場面では2日後に98.43まで反発をしていますのでこれも逃げるチャンスがあったことになります。では10/6の下落はどうでしょう、103.50を割り込んで以降、現在に至るまで一度も103.50以上に反転をしていません、103.50でロスカットできなかったということは103.50以上のレートでロングポジションを持っているということですから、長期投資ならまだしもデイトレで投入するLot数では「立ち上がれないほどの大負け」を喫していることになるはずです。専業を目指す、トータル収支で勝ちたいというので無ければ大きなサポートを割り込んでもロスカットせずに保有するのは自由ですし、戻ってくることを神に祈れば良いと思います。しかし専業を目指すのであれば「(戻ってくることを)神に祈るようなポジション」を持ったままにしてはいけません。

初めはロスカットラインまでの値幅が多少広くても構いませんので重要なチャートポイントでは絶対にロスカットをするように練習しましょう。上記ドル円の例で落とし穴になるのは10/24と12/12には反転して「持ってれば負けてない」という現実です。ただし、これを1,000回やってしまうと必ず10/6のような「2度と戻ってこずに大負け」という日がやってきます。ここで資金のすべてを失わないためには「すべてロスカットをする」以外には方法はないと考えられます、2/14現在で言えばロングポジションを87.00を割り込んでも保有してはいけません、ここではプロなら絶対に一旦ロスカットです、下に突っ込んでも介入警戒感からおそらく反発してきます、それでも一旦切るべきなのです、85円台にまで下落して買い戻すならOKですが…これがリスク管理です。同様にショートポジションは94.65を超えたら切りましょう、上に関しては待っていれば下がってきそうですが94.65をブレイクすれば95円以上まで上昇する可能性が高いですから、どうしても売りたいのであれば94.70-75で一旦ロスカットをしたうえで、再度上げどまりを狙って新規でショートポジションを建てるべきです、それなら100円まで一気に上げたとしてもそのリスクを負わずに済みます。

※今回はわかりやすいように直近のドル円日足チャートを使用しましたが、この考え方に慣れてくれば5分足でも時間足でもチャートのポイントで毎回確実にロスカットを実行できるようになります、まずは日足でのポイントでは必ずロスカットを実行してください。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

2009.2.9~2009.2.13今週のデイトレ結果5分チャートまとめ解説、来週以降はスイングトレードを増やしていこうかと考えています。

EURUSD20090210L5分足チャート
17:02
—2009.2.10.London—————————————————————————–
ドル円スキャル中にユーロドルが1.29の目先レジスタンスをブレイクし軽くストップロスを巻き込みましたので1.2905で6Lot、1.2906で3Lotロング→1.2925で3Lot利益確定し1.2940まで上昇しましたが1.2950まで一気にいけないので1.2930で決済、+2万2千円くらいでした。5分チャートの前のほうを見ていただくとわかりますがこのレジスタンスブレイクは東京時間のショートカバーですので「何日もブレイクしてない」といった大きなストップロスではありません、本当に目先40~50pipsを狙うパターンです。

【スタイル】ブレイクアウト順張り
【レジスタンス】1.29
【材料】ショートカバー
→10日ロンドン時間デイトレード関連リアルタイム記事をみる

—2009.2.9~2.13.スキャルピング—————————————————————
スキャルピングは月曜から4連勝も体調不良で木曜にはダウン、本日病院へ行きレントゲンなど検査をしました、レントゲンは異常なしもなんとか症候群ではないかとのこと、来週しっかりと検査結果が出る予定になっています。どうもスキャルがチャートに張り付くトレードの性質上ストレスや精神的な負担が大きいように感じます。

9日+40,200円
10日+53,500円
11日+44,100円
12日+52,600円
13日(お休み)

【TOTAL】+190,400円
→全取引履歴の詳細・キャプチャ画像はこちら

[2009.2.9~2009.2.13総括]
体調不良もあり少しスキャルピング検証を控えめにし週3~4のペースに落とそうかと考えています。その代わりに得意ではないもののスイングトレードを増やしていく予定で時間足・4時間足や日足のチャート解説を増やしていこうかと考えています。スイングトレードで勝率を上げていければ読者の方にも有益かと思いますし、トレードにスピード感は不要ですので精神的にも楽かと思います。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

保護主義回避が議題のローマG7、日米財務相会談も為替に関しては協議しようがないか、13日のドル円時間足チャート解説。

USDJPY20090213N時間足チャート USDJPY20090213N4時間足チャート
12:16
中川財務省とガイトナー米財務長官が会談したようですね、為替問題は協議していないとロイターで報道されていますが当然特別なドル安や急激な円高が起きているわけではなく協議のしようもないというところかと思います。週末13日はやはりというかいつもどおりクロス円は買い戻しが優勢、ドル円相場は12日に89.80付近でダブルボトムを形成したあとは一貫して買い戻し、90.70-75のネックラインも突破し、むしろ短期筋のポジションはロングになっているかと思います。時間足と4時間足を掲載しましたが4時間足のほうがきれいにダブルボトムを確認できるかと思います。13日の円安方向は大方の予想どおりだったかと思います、円買いは東京時間のレパトリくらいでしょうか。来週は16日ご存じの通りプレジデンツデーで米国は休場です、火曜からの相場になりそうですが、引き続き米景気対策法案・金融機関救済策のゆくえを材料にそろそろつなぎ融資がなくなってくるビッグ3問題を意識しながらのトレードになりそうです、材料がイベント頼みで難しいかと思いますが長めのチャートポイントを抑えて方向感を予想していけば大きくは狂わないと考えています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

米2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値に注目もポジション調整が中心の相場でNY午後は意味のない動きに。

USDJPY20090213日足チャート
20:58
こんばんは、13日のNY市場は午前中の取引でもポジション調整が中心になりそうで大口の売り手は不在。クロス円相場は欧州時間に買い上げ過ぎた分の調整程度で大きな下落は想定しにくい環境です。週末にはローマG7、米国3連休となりますのでNY午後にはほぼ動意に乏しい展開になります。何かG7関連で要人発言などがNYクローズ前に出る可能性もありますが、それを狙ってというわけにも行きませんのでポジションを持ちこさなければ良いかと思います。ずっと解説しているドル円日足チャートですが、チャート上に引いたサポートラインを割り込んでくるまではドル円相場は底堅い展開が継続すると予想されます、米2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値の発表が予定されていますが、結果が悪くてもこの日足サポートを今日割ってくることはないかと思います。デイトレでは欧州時間の買い上げ90.80→91.75を順張りロングで取る以外はなかったかと思います、ロング筋の利益確定で91.45まで調整しましたがここまでで本日の相場は終了したと考えています、NY時間は午前中にポジション調整をして午後には為替ディーラーも休みに入るはずです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

米1月小売売上高+1.0%と予想外の改善にクロス円は買いで反応、ユーロドルは売りで反応し動きまちまち、改善は一時的との声も。

USDJPY20090212米1月小売売上高 EURUSD20090212米1月小売売上高
10:42
こんにちは、12日の経済指標では一番注目された米1月小売売上高ですが結果は+1.0%(予想-0.8%)と予想外の改善にクロス円は買いで反応、ユーロドルではドル買いでは反応しませんでした。発表直後の動きとしてはドル円もユーロドルもショートにしていたポジションをクローズしたという動きになっています。米小売売上高発表時のNYダウ先物をリアルタイムチャートで見ていましたが、一瞬買われただけですぐに下落となりましたのでもうひとつクロス円の買いやドルストレートでのドル買いに繋がらなかったものと考えられます。13日の外国為替市場ではローマG7、レパトリ、米国3連休(16日プレジデンツデー)を控えたポジション調整が中心でドル円相場も極端に売り込まれる場面は想定しにくい環境です、本日は90.00より下へは下落しないのではないでしょうか、むしろ円安方向に振れやすい日になりますのでクロス円ショートを持っている方はしっかりストップロスを設定する必要がありそうです。
   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero