28日のNYダウは380ドル安、大幅続落となりました。パウエルFRB議長(下院での)タカ派議会証言からの下落が続いています。
昨日はEU側の離脱協定草案が提示され、北アイルランドがEUの関税同盟に残留する可能性に言及。英メイ首相はこれに猛反発し、ポンドが急落しました。
ダウが大きく下げたこともあり、為替市場は円全面高となっています。1-3月は需給の悪さもあったかもしれませんが、金利差拡大観測のなか円が物色されました。
日銀が事実上の量的緩和縮小(ステルス・テーパリング)を実施しているなかでは、大きく円を押し下げるのが難しいのかもしれません。
今晩は米2月ISM製造業景況指数など重要指標がいくつか発表されます。来週の米2月雇用統計やECB理事会の内容を確認しながらになりますが、基本的にはクロス円の戻り売りを考えています。
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