◆30日のドル円相場は上昇し120円台乗せとなっています。ハト派FOMCを受けたドル安は完全に落ち着いた格好。ユーロドルの下げに比べてドル円だけが上げている時間帯があったことから、3月期末のドル買い需要、新年度入り前倒しの買いなど需給が良かったと見ておくべきでしょう。独DAXも大幅上昇で12,000ポイントを回復、ギリシャ債務問題がくすぶるなか、株高+ドル高リスクオンの流れに戻っています。日経平均も引き続き官製相場で堅調。ギリシャ以外には特にリスクもない環境で緩和バブルがまだまだ膨らんで行きそうです。米企業決算はドル高の悪影響により業績悪化懸念が出てきていますが、利上げペースの鈍化をひたすら主張するイエレンFRBに支えられている格好です。株安になる材料は今のところありません。
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