10日の欧米市場では、アイルランドが追加融資が必要との報道からユーロ売りでスタートしました。その後はフィッチ関係者から「今年はフランスAAA格下げなし」との発言が伝わると欧州株、ダウ先物が買われ為替市場でもリスクオンの動きとなりました。それでもNYダウは12,500ドル台での滞在時間は短く、また節目を超えられず、ユーロドル相場も1.28台では売りに押され1.27台後半へ押し戻されています。全体的には小動きでこう着感が強まっています。今週は明日にイタリア、スペイン国債入札やECB定例理事会を控えており動きにくいスタートになったかと思います。本日も独伊首脳会談などあるものの、決定的な材料でもなさそうです。それでも週半ばは市場参加者が厚くなりますので突発的な材料がでれば動きそうです。トレードは今日、明日引き続きユーロの売り場を探したいと考えています。
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