洞爺湖サミット2日目が終了しました、声明の内容等は記事のとおりですが。マーケットでは「思ったとおり何も出ない、失望」であったり、「もともと期待していない、G8が経済を動かす時代は終わった」との声が聞こえています。8日のアジア株式市場は「米金融機関の損失懸念」などから売りが優勢、300円以上の大幅下落、欧州株も軒並み2％以上の下げとなっています。クロス円も売り優勢(円高)で一応、米国の株式市場が反転するのを待つ状態となっています。本日のオリジナルで開発したスキャルピングに近いドル円のデイトレで利益を上げています。あまりに短期のトレードでポジションをブログにアップできていませんが、当分はこれと米国経済指標からの「売り」で勝負をしていきます。
   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

スイス紙「ゾンターク」の報道によると、スイス金融当局は金融大手USBとクレディ・スイスに対して700億スイスフラン(7兆3000億円)の追加引き当てを命じる可能性があると報じた。昨日の米国株式市場も下落、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)と米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)の追加増資懸念から売られたわけですが、世界の株式市場は「金融機関の損失懸念」「原油高」が両方終息するまでは上昇してもこれの繰り返し、本日もクロス円相場は軟調を予想しています、欧州時間に一番円高になる可能性も高く東京で底堅くなっていますが「安易な円売りは禁物」です。
   

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6日石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は「原油価格は今後数週間で再び上昇するだろう。ドルが1％下落すると原油価格は4ドル上昇することから、今後のドルの推移について注目する必要がある」と地元アルジェリア紙のインタビューで語った。OPECヘリル議長は先のサウジ会合にも参加しているが、原油価格の下落を誘発する「増産」に対しては断固反対の姿勢で一貫して「供給は足りている」という姿勢を崩さない。実はこのヘリル議長こそが「原油高」の一番の原因ではないか？とさえ思うほどの強硬姿勢で今回も「今後も原油価格は上昇」と発言している。今週のドル円は104.50-108.50のレンジ相場を予想、デイトレでは安くなったところは素直に買い、高ければ売りで小動きの中少しづつ抜いていきます。
   

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6日、日米首脳会談でブッシュ米大統領は「経済の強さはドルに反映されるべきだ」と述べ「ドル安是正」への姿勢を強調した。マーケットでは「米経済の回復」がドルを買う絶対条件となっており、週明けの外国為替市場ドル円相場は「一時的に堅調」を予想しておきます。ドル円は107円台に乗せる場面あり、その上は重たいと考えておきます。デイトレでは106円台は一応ロングでポジションを取っていきます。    

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欧州中央銀行(ECB)は3日、主要政策金利を4.25％へ0.25％引き上げました。注目されたトリシェ総裁の会見も「今後の利上げスタンスは中立」としたことで初めて「ドル売り」を阻止した利上げを成し遂げた格好。これを受けてユーロ/ドル相場は1.57近辺での揉み合いとなっているが依然1.6が視野に入っている「高止まり状態」で予断を許さない。08年後半も当然FRBとECBで金利動向に対して神経質な展開は続く模様で、どちらかがバランスを崩せば「秋にもブラックマンデー再来」となりかねない、原油先物相場が落ち着くまで欧米当局の手腕に期待しています。
   

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