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【米12月ISM製造業景況指数54.7】米ISM2年ぶり高水準に一時ドル高→乱高下!原油価格は急落し、金融市場は年初から荒っぽい動き。

20160104ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
3日NY時間に発表された米12月ISM製造業景況指数は、54.7(予想53.8)と非常に強い結果で2年ぶり高水準。ロンドン時間午前中から「ドル買い+ダウ先物買い」が再開し、米ISMを受けドルは一段高となりました。その後はドルも米国株も荒い値動きとなり、ドル円は118.60まで上昇後→117.21まで急落する場面も。まもなく始まるトランプ新政権の政策をめぐり、当面は一喜一憂する相場が続きそうです。新興国通貨では、メキシコ・ペソ安+米ドル高が加速しており、このあたりからもトランプラリーが再開していると言えそうです。まもなくスタートするトランプ政権ですが、年末年始からすでにトランプ次期大統領の発言が次々と報道されており、投資家らはトランプ氏の矛盾した経済政策や外交政策が、上手くいくかを見る期間に入ります。「大統領就任~100日は猶予期間。」という常識がありますが、相場としては100日という期間よりもポジションの傾きのほうが重要かと思います。投資家の「米ドル買い+米国株買い余力」が、どのくらいあるのか見極めたいところです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

【今週1/3-6為替相場見通し】年始は実質3日NY市場~就任迫るトランプノミクスに投資家の関心集中!米ISMや雇用統計の発表あり。

20170103ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
2017年は2日がニューイヤーズデーの振替休日。今晩NY市場から、本格的に取引再開となりそうです。昨年終盤の金融市場は、トランプラリー一色となり、ドル高+米株高で終了しました。今年前半は引き続き「トランプラリーがどこまで進むか?」を見極める相場となるでしょう。12/27最新のIMMポジションでは、円ショートがさらに膨らみ87,009枚。ユーロショートとポンドショートは、ともに減少して年末を迎えました。NYダウも年末は調整し、3日続落でクローズ。トランプ新政権がスタートし、雲行きが怪しくなるまでに、2万ドルを超え高値をトライしそうな雰囲気です。

今晩は24:00に米12月ISM製造業景況指数が発表されます。市場予想は53.7ポイント、近い数字になりそうなイメージです。今週は6日米12月雇用統計まで、重要指標が目白押しとなっています。総じて悪い結果というのは想像しずらく、むしろ強い結果が続きそうです。米国経済の環境が極めて良い中で、トランプラリーのドル高+米株高が、どこまで進むのか?どんな相場でも限界点は必ず来ます。日々のチャートと毎週のポジションの傾きを確認しながら、天井を見極めたいところです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

【年末相場】原油価格が堅調→やや円安、米経済指標極めて強い!ドル円117円をサポート、ユーロドル1.05がレジスタンスで動き鈍い。

20161228ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
27日クリスマス休暇明けのNYダウは11ドル高。WTI原油の7日続伸と強い米経済指標を受け、買いが優勢でした。ドルは横ばいで、ドルインデックスは103.01ポイント。為替市場は「小幅円安」でした。ドル円は117円レベルをサポートしており、117円台でレンジ相場となるか、120円に向け上昇していくか難しいところです。FOMC後の高値118.66からの調整が浅かった事や、市場のセンチメントを考えると、120-125円レンジに上昇しそうに見えます。このレンジはアベノミクス相場で最も上げたレベルであり、この時には日銀の大規模追加緩和(黒田バズーカ2)とGPIFの巨額ポートフォリオ変更が重なって到達したレベルです。100-105円レンジで推移していた時に、現在の環境がこれに匹敵する程だと考えるのは難しかったですね。未だどの水準に落ち着くのか不透明ではありますが、ドル高+円安+米株高の方向が変わるには、まだまだ時間がかかりそうです。半年くらい売りのタイミングがズレてしまったのかもしれません。いずれにしても今の相場は、売りでは勝てない相場でした。出来るだけショートポジションを小さくしておきたいところです。    

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Posted bydaytraderzero

【市場はクリスマス休暇入り】閑散として方向感出ずらい環境。 ドル円117円台、ユーロドル1.04台で落ち着いた動き。米7-9月期GDP確報値+3.5%など。

20161223ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
22日の金融市場は、完全にクリスマス休暇モードとなり、閑散小動きでした。ドル円は117円台、ユーロドルは1.04台で動きが止まっています。米7-9月期GDP確報値は+3.5%(予想+3.3%)と強い結果。ダウも23ドル安で、開店休業状態となっています。本日は天皇誕生日のため、東京市場が休場。海外勢もクリスマス休暇入りしており、引き続き閑散相場が予想されます。突発的なリスク回避には警戒が必要ですが、新規のトレードはさすがに様子見でしょう。年が明けると、いよいよトランプ新政権へ移行。トランプ新大統領の発言や経済政策・外交政策が市場の注目を集めるでしょう。ドル高と米株高は、この先限界まで買い上げて、長期上昇トレンドが終了するでしょう。ピークアウト→転換を見極める2017年相場となります。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

【海外勢クリスマス休暇で閑散】ドル円117円台で動意なし!ユーロドル1.04台、ダウ2万ドル手前で足踏み。国内勢の外債シフトが円押し下げたか?

20161222ドル円日足チャート 20160706外為オンライン
21日の金融市場は閑散相場となりました。海外勢のクリスマス休暇を控えて積極的な売買は見られず、米ドルも米国株も高止まりして年末を迎えそうです。10月4日にトレンド転換して以降のドル円は、ドル相場全体の中でも突出して強い動きとなりました。これには年央に向けて積み上げられた円高ヘッジ外しや、投機筋の円ロングポジション、買収の玉に年末ドル需要、海外勢の日本株買い、米国の利上げ加速、国内個人勢の値ごろ感から売って→損切りの繰り返しなど、多くの要因が重なったと見られます。時間が経つに連れ、これらの円安+ドル高要因は減ってくるわけですが、上の要因以外にも、国内機関投資家の外債シフトなども、影響が大きかったかもしれません。日銀は長期金利をコントロールする宣言をしている(イールドカーブ・コントロール)なか、米国を中心にインフレ圧力の高まり→金利上昇が見込まれる環境にあっては、外債が魅力的に映るでしょう。非常に大きな資金が動いたと見られる事からも、将来逆流してくる時も大きな動きになるでしょう。大きな流れがすぐに転換し逆流してくることはありませんが、将来のためにこういった環境だった事は、覚えておきたいですね。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero