◇今週1/25-29為替相場見通しです。2016年相場は年初から大幅なリスク回避で始まりましたが、ドル円は116円で底打ち、日経平均株価も16,000円で底打ちしています。今週は買い戻しがどこまで進むかを確認しつつ、日米金融政策が注目イベントになります。買い戻し(リスクオン方向)の最中は「円安+ユーロ安+ドル高+ポンド高」で動くはずですが、一方的なトレンドにはならないイメージです。27日夜中FOMCでは、3月会合で2度目の利上げがあるかないかを声明文から探ることになります。ドルはロングが溜まったままとなっており、3月FOMCで利上げが頓挫した場合には巻き戻しが起きそうです。29日は期待の日銀金融政策決定会合ですが、これを前に大きなリスク回避からの巻き戻しが起きており、この動きが黒田バズーカ第3弾を遠ざけてしまいそうです。市場が落ち着けば物価の基調が追加緩和の判断基準として意識されそうです。物価の基調に変化が出てから追加緩和するのか?それとも予防措置に動くのか?注目しましょう。
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