◆今週11/9-13為替相場見通しです。先週末に発表された米10月雇用統計は、非農業部門雇用者数27.1万人増(予想18.5万人増)、失業率5.0%(予想5.0%)、平均時給+0.4%(予想+0.2%)とポジティブサプライズになりました。米国はすでに12月利上げ開始が既定路線となっていましたが、これで「確定」となっています。金融政策に対するコンセンサスがこれほどはっきりと「確定」になる事は稀です。12/15-16FOMCまでに米利上げ開始を完全に織り込み→12/16実際の利上げ以降はドル安に転換するでしょう。11/9-12/16の間にドル高方向へどこまで攻め切れるかだけがテーマとなります。ドル買いの中心になっているユーロドルは1.05がサポートライン、ドルインデックスは99ポイント台で買いが溜まり切っています。1.07以下は売り手も大きなリスクを取って最後の下攻めになります。長期的には1.1以下は買い場に入っているでしょう。短期では勢いでどこまで下げるか誰にもわからないため買う場合にも時間をかける必要があります。日々チャートを確認しながらポジションを取って行きます。
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