◆21日の日銀金融政策決定会合では、2015年度物価見通し引下げ1.7%→1.0%となりました。その後の黒田総裁会見では「原油価格が70ドルに戻れば2.0%達成できる」とのこと。個人的には「円安」がなければ物価目標2.0%達成は不可能な状況、原油価格の持ち直しと円安が重なってやっと2.0%という印象です。「原油価格」の先行きは相場ですから誰も正確な予想はできません。その原油価格が70ドルに戻ることを前提にしている以上は原油価格が戻らなければ追加緩和が必要になりそうで、4月にも黒田バズーカ第3弾か。あとはGPIFを中心とした年金筋がどこまで相場を支えられるかでしょう。年金筋が弾切れになってくれば「アベノミクスの巻き戻し」となるでしょう。今晩はECB金融政策とドラギ総裁会見が注目を集めています。ユーロ相場は激しい値動きが予想されます。まずは結果と値動きを確認しましょう。
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