14日ロンドン時間午前中は欧州株が大幅安でスタートしています。独仏は2%以上の下げ、ユーロ円は102円台後半、豪ドル円は79円台後半で推移しています。ダウ先物も下落しており、切り返せずに東京に帰ってくると日経も8000円台が定着しそうです。15日は豪RBA議事録が10:30に発表されます。前回サプライズで0.5%利下げを実施しているためかなりハト派の内容となりそうです。豪ドルは株価が戻らない限りもう一段の下げもありそうです。ギリシャに関しては「組閣失敗→再選挙」までは間もなく織り込みそうなものの「ユーロ離脱」は誰にもその影響が測れないため織り込みようがありません。金融機関は万一に備えて対応に入るでしょうし、リスクオンムードは当面高まりそうもありません。ただし、欧州株や日本株は対応せざるを得ないレベルまで落ち込んでいますので、金融当局の対応にも注目しておきます。豪ドル円は少なくとも15日豪RBA議事録通過までは買い増ししません。
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