【外為オンライン兵ブロガー】ウィークリーコメント20100118

9:46
先週のドル円相場は下落、ギリシャ問題などがくすぶったユーロも週後半に向けて売られる展開が続きました。また経済指標では米12月小売売上高-0.3％、米1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値72.8ポイントなど米12月雇用統計に続いて消費関連も今一つな状態が続いています。先週はJPモルガンチェースの決算が発表されましたが、トレーディング以外の本業が良くないという印象を米金融機関全体に受けます。それでも株価は世界的に底堅く、押し目買い意欲は継続しそうです。米国では先週のJPモルガンチェースに続き大手金融機関の決算なども発表されます。その他米住宅関連指標、1月フィラデルフィア連銀景況指数などの発表が予定されています。

今週のドル円相場は、7日の高値から12日安値まで下落が継続した後に戻りを試した92.05レベルをしっかりと上抜けしない限り強気になれない展開が継続しそうですね。ユーロドルは今年に入って未だ決定的な方向感は出ていませんが、方向感が出てくると大きなトレンドになりやすい通貨ペアですので、キーワードとして為替ニュースなどで「腰の入った」売りや買いなどが出てきた際には、トレンドに乗って少し長めにポジションを保有したいと考えています。目先ではギリシャ問題などで動いているユーロ相場ですが、やはり米国の金融政策が大きなトレンド形成の材料になると予想しています。株価や経済指標、米長期金利の動向などを踏まえて少しづつ米国の金融政策の方向性が見えてくると思いますので、それを待つ状態かと思います。それでは今週も頑張りましょう！

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※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は必ずご自身でお願いしたします。