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米中は株安恐れて歩み寄りか?FRBも株安恐れてハト派へ傾倒。実際は目先の「成長エンジンが無いこと」グローバル化の限界→巻き戻しの問題。

20190108ユーロドル日足チャート
週明け7日の米国株は続伸、米中歩み寄り期待や米利上げ停止観測が相場の下支えになりました。結局、NYダウ98ドル高(+0.42%)、ナスダック84ポイント高(+1.26%)でした。

経済指標は、米12月ISM非製造業景況指数57.6(予想59.0、前回60.7)と予想・前回ともに下回りました。米12月ISM製造業景況指数54.1(予想57.9、前回59.3)に続き弱い結果。一方で、米12月雇用統計は強い結果。

現在、世界の首脳や金融当局は、株価を見て政策運営しています。そのため株価が急落すると、米中が歩み寄ったり、FRBがハト派へ傾倒しています。日本でも株安+円高になると、すぐに財務省・金融庁・日銀が3者会合を開いています。

こういった「強硬姿勢の軟化」が株価を下支えしていますが、株安の根本にあるのは「目先の成長エンジンが無いこと」や「グローバル化の限界→巻き戻し」かと思います。

これは短期間で改善できるものでは無いため、株価は徐々に下落していくと予想しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

(動画)日経平均2万円回復!米12月ISM非製造業景況指数の発表あり。投資家は気迷いムード、ナスダック中心に米国株チャート見るべきか。

前日の材料と値動き、今後の投資戦略など。チャートを使って日々トレードと投資戦略を解説する動画「なんで動いた?昨日の相場」更新時間は毎営業日15~16時くらいを予定しています。

1/3の主な材料【経済指標と要人発言】
・米12月非農業部門雇用者数31.2万人増(予想17.7万人増)
・米12月失業率3.9%(予想3.7%)
・米12月平均時給+0.4%(予想+0.3%)、前年比3.2%(予想3.0%)
・米10年債利回り2.668%、ドルインデックス96.20。
・NYダウ746ドル高(+3.29%)、ナスダック275ポイント高(+4.26%)

■FXポータルサイト・ザイFX!FXコラム「なんで動いた?昨日の相場」として提供中!    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

IMMポジション発表見送り→米政府機関一部閉鎖受け。FRB利上げ停止観測、経済データ、企業業績、主要国金融政策を確認していく。

20190107ドル円日足チャート
通常は週末に発表されるIMMポジションが、米政府機関一部閉鎖を受け延期されています。為替市場は昨年末から大きく変動したため、投機ポジションが現状どうなっているのか?確認したいところです。

FRBパウエル議長は、金融引き締めについて「柔軟」に対応する姿勢を示し、株式市場に安心感が広がりました。先週末の米国株は大幅高、NYダウ746ドル高(+3.29%)、ナスダック275ポイント高(+4.26%)でした。

今後FRBの金融政策は、経済指標と企業業績(株価)に左右されそうです。そのため欧州や中国も含めて、経済指標と企業業績(株価)、世界景気の動向をよく見て行きたいところです。

ドル相場は、FRBがハト派へ傾倒する「度合い」が鍵になりそうです。それでは今週も頑張りましょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

今やっている相場は「FANGバブルの解消売り」米ナスダックチャートのトレンド転換が最も綺麗に示現している。また一つブームが終わる。

20190105ナスダック100先物日足チャート
リーマン・ショック以降、米株式市場の牽引役は「FANG」と名付けられた米大手ハイテク企業でした。ご存知の通り、Fはフェイスブック、Aはアマゾン、Nはネットフリックス、Gはグーグル。その後、アップル=Aやエヌビディア=Nも加わってバブル化して行きました。

このように株式市場で名前が付けられ、メディアも書籍も大賑わいの銘柄はバブル化して行きます。以前のBRICsバブルと同様。FANG、GAFAなどと言って買い上げられた米ハイテク銘柄が、2018年9月初めと10月初めにダブルトップをつけ、日足50日線を割り込み、日足一目の雲を下抜けトレンド転換しました。

この3ヶ月は「積み上がったFANGバブルの解消売り」これが今やっている相場の本質でしょう。今後も米株式市場や米ドル、FRBの動向を中心に相場を見ていきます。今から10年後くらいには、AIやフリーエネルギーなどで、新しいブーム(バブル)が起きているかもしれません。

その時もまた株式市場で名称が付きバブル化しますので、周囲をよく見れば株をやっている人だけ知っている段階なのか?それとも株をやらない人までが知っている段階なのか?でバブルの進捗をある程度推測できるでしょう。

誰もが知っていて時間が経過すれば、それ以上の買い手はいません。バブルの終盤で入らないよう気を付けましょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

米国株急反発!強い米12月雇用統計+パウエル議長ハト派発言。ドルは雇用統計で買われ、パウエル発言で売られる。ドル円108円半ば。

20190105NYダウ先物日足チャート
4日の米国株は、雇用統計で買われ→パウエル議長発言でさらに買われる展開。結局、NYダウ746ドル安(+3.29%)、ナスダック275ポイント安(+4.26%)でした。

米12月雇用統計は、米12月非農業部門雇用者数31.2万人増(予想17.7万人増)、米12月失業率3.9%(予想3.7%)、米12月平均時給+0.4%(予想+0.3%)、前年比3.2%(予想3.0%)と強い結果。

非農業部門雇用者数は10ヶ月ぶりの伸び、賃金も強い結果でした。米ドルは、雇用統計で買われ→パウエル議長発言で売られました。昨年10月以降の株式市場の混乱を考えると、今年も強気に利上げとは行かなそうです。

現在のグローバル株式市場は、米ナスダックのトレンド転換を軸にやっています。FANGやGAFAと名付けられたバブルの解消が起きています。ナスダックが弱気相場を脱しない限り、先行きが明るいわけではないと考えられます。

為替市場も株式市場に沿った展開が予想されます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero