週明け7日の米国株は続伸、米中歩み寄り期待や米利上げ停止観測が相場の下支えになりました。結局、NYダウ98ドル高(+0.42%)、ナスダック84ポイント高(+1.26%)でした。
経済指標は、米12月ISM非製造業景況指数57.6(予想59.0、前回60.7)と予想・前回ともに下回りました。米12月ISM製造業景況指数54.1(予想57.9、前回59.3)に続き弱い結果。一方で、米12月雇用統計は強い結果。
現在、世界の首脳や金融当局は、株価を見て政策運営しています。そのため株価が急落すると、米中が歩み寄ったり、FRBがハト派へ傾倒しています。日本でも株安+円高になると、すぐに財務省・金融庁・日銀が3者会合を開いています。
こういった「強硬姿勢の軟化」が株価を下支えしていますが、株安の根本にあるのは「目先の成長エンジンが無いこと」や「グローバル化の限界→巻き戻し」かと思います。
これは短期間で改善できるものでは無いため、株価は徐々に下落していくと予想しています。
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