2日はBOE金融政策イベントに注目が集まりました。結果は市場予想通り0.25%→0.50%へ約10年ぶりの利上げ。利上げ決定は7VS2、カンリフ副総裁とラムスデン副総裁が反対。追加利上げペースは極めて遅く、2019年・2020年に1回づつの見通し。
市場の反応は予想通りだったものの、利上げを受け一瞬ポンド買いで反応する場面がありました。その後は、追加利上げに慎重なことを確認すると、ポンド売りが優勢となり、ポンドドル1.30台、ポンド円148円台へそれぞれ下落しました。
今のところ主要中銀の金融政策は、米国が緩やかな利上げサイクル入り、次いでカナダが利上げサイクル入り、英国が3番目に利上げサイクル入りしたものの、いずれも(特に米英は)緩やかな利上げが予想されています。残るユーロは来年テーパリング、豪は金利据え置きとなりそうです。
次期FRB議長には、有力視されていたパウエル氏に決定。市場は織り込んでおり、反応は限定的でした。
今晩は米10月雇用統計や米10月ISM非製造業景況指数が発表されますが、個人的には5~14日トランプ大統領アジア歴訪に興味があります。
無事に全日程を終えれるか注目しています。想定外の事件が起きた時にはリスク回避=円高で反応するでしょう。
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