1日も多くの材料がありました。まず21:15に発表された米10月ADP全国雇用者数は23.5万人増(予想20.0万人増)と強い結果。これを受けドル円は114円台を回復。23:00に発表された米10月ISM製造業景況指数が58.7(予想59.5)で予想を下回ると、ドル円は114円を割り込んでいます。
ドル円は国内機関投資家の買いや堅調な株価を背景に、どちらかと言えば上方向に動いているものの、なかなか114.50を上抜け出来ずにいます。明日、米10月雇用統計を受けて114.50を突破できるか注目しています。
ドル関連では、今日にも次期FRB議長が発表される見通しとなっており、パウエル理事が有力だと報じられています。パウエル氏に決まれば「ハト派=ドル売り」がコンセンサスですが、市場はほぼ織り込んでいると思われます。別の候補者に決まった時には反応がありそうです。
今晩は21:00英金融政策イベントに注目が集まっています。BOE政策金利、BOE議事録、BOE四半期インフレレポートが同時に発表されます。利上げがあればポンド買いで反応しそうですが、ポンドは投機ポジションの偏りもなく難しいでしょう。ポンド相場が荒れた展開になる事だけは確かです。
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