今週11/14-18為替相場見通しです。先週の米大統領選以降の金融市場は、予想外のトランプ勝利を受け、財政出動や減税への期待で動きました。今週も同じ流れがどこまで続くかを見極めるだけの相場になるでしょう。チェックしておきたいのは、米国株式市場・米長期金利・米ドルの値動きです。向こう1か月程度はドル需要も高まる時期であり、ドルも底堅い推移が見込まれます。すでにドルインデックスは99ポイント付近まで上昇しており、来年早々にも問題になってくるでしょう。IMFも「新興国に配慮してほしい。」といったニュアンスの発言をしてきそうです。トランプ政権にとってドル高は大きな問題ではありませんが、過度なドル高は確実に問題になります。中期で見れば流れが変わる場面がありそうです。日本国内からの材料にはあまり反応しない見込み。やはりトランプ新政権へ向かう米国に注目しましょう。来年は欧州の選挙にも注目が集まるでしょう。
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