◆先週末のNYダウは290ドル大幅安でクローズしています。FRBが利上げを見送ったことで世界景気減速懸念が高まっています。単に「クアトロウィッチングで荒い動きの中下げた」だけかもしれません。ドルは買い戻されドルインデックスは95.0ポイントとなっています。国内では強引な安保法案成立を受け支持率低下が避けられないことから経済対策が出て来る可能性が高まります。政府は以前から安保通過後は経済対策に力を入れると明言していましたし、国民の目を逸らしたいという意図もあるでしょう。政府の経済対策と日銀の追加緩和に期待する10月相場になりそうです。日米中と株安が止まるかどうか見ていきます。ドルは長期で高値圏に達していく可能性が高く、戻り売りを継続する方針です。米国は利上げ見送りの効果もなく、株式市場に対して何もできない状態と言えるでしょう。それだけに日銀の追加緩和に頼ってくる可能性が高まります。安保法案もアベノミクスも米国の指示でやっている可能性を考えておくべきです。
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