◆日本時間夜中3:00にFOMC結果、経済・金利見通しが発表されます。その後3:30~イエレン議長が会見を行います。長年積み上げた米国ゼロ金利トレードのポジションも8月の暴落や昨日まででほぼ解消されているはずです。仮に今回2006年以来の利上げ開始となれば、ここから新しい相場が始まりそうです。リーマンショック後のバーナンキ→イエレンFRBは結局のところ利上げ開始の環境を整えることに失敗したと言えます。苦しい利上げしか残っていませんが、あくまでも異常な状態(ゼロ金利)を解除することは出来そうです。金利正常化の名目で1~1.5%程度までは利上げが可能かもしれませんが、正常化以上の利上げは無理でしょう。利上げ開始以降は徐々にハト派に傾いていくと見るべきです。日銀はあと1回の追加緩和余地があるように見えます。引き続き日米欧主要中銀の金融政策が相場の方向を決める材料となっていくでしょう。あとは予期せぬリスク要因が浮上してくるかどうかですね。
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