7日はドルと米国株が小反発。今晩からのイベントを控え、様子見姿勢が強まりました。WTI原油は急落し、45.72ドルと5%超の大幅安でした。今晩20:45ECB金融政策、21:30~ドラギ総裁会見では、「景気認識の上方修正+インフレ見通しの下方修正」という相反する発表となりそうです。
本来は「景気認識の上方修正+インフレ見通しも上方修正」となるはずなのですが、日米欧ともに景気は回復しているが、インフレ圧力は高まって来ないという状況になっています。絶対ではありませんが、ECBは緩和継続をアピールする(ハト派スタンス)可能性のほうが高そうです。
市場コンセンサスも同様であり、仮にテーパリング示唆となればサプライズ(ユーロ急騰)となりそうです。イベントを前に買っていたユーロドルは一旦利食いました。為替のポジションは閉じたまま、イベント結果を確認したいと思います。
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