1日に発表された米4月ISM製造業景況指数は54.8(予想56.5)と市場予想を下回りました。57.7→57.2→54.8と3か月連続で低下しているものの、水準としては景況感の分かれ目50を大きく上回っています。北朝鮮情勢は落ち着いており、目新しい材料がない中、NYダウは小幅続落、ナスダックは史上最高値を更新しています。円相場は、リスクオンの代表格である豪ドル円が84円台に乗せてくるなど、円じり安ムードになっており、日経平均も堅調に推移しています。フランス大統領選第1回投票明けからのショートカバーが続いている格好です。為替市場では、ドルはあまり動いておらず、ユーロも24日の窓開け上昇以降は大きく動いていません。投資家らは新しいテーマや材料を見つけられず、積極的な売買をしていないように見えます。「いずれの通貨もテーマになっていない」というのが現状。明日5:30にはアップルが決算を発表します。ナスダックとアップル個別の取引に終始しそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。