1日はOPEC総会での減産合意を受け、引き続き原油価格が堅調に推移しました。ダウは上昇、ナスダックは下落と、堅調な金融・エネルギー株に対してハイテク株が軟調に推移しています。株式市場のトランプシフトも大分いいところまで進んできた印象です。債券→株式へのシフトも進んでおり、この先は実際にトランプ大統領が就任して、どのような実績を残せるかに関心が移っていくでしょう。ドルも株価も政権を引き継ぐタイミングでの価格水準が高いため、トランプノミクスは大失敗に終わると見ています。それでも就任までは失敗のしようがありません。12月FOMC後や1月就任前の値動きも良く見ておきます。目先は今晩の米雇用統計、4日イタリア国民投票に関心が向かっています。個人的には12月利上げが決まっている雇用統計よりも、イタリア国民投票と8日ECB金融政策・ドラギ総裁会見に注目しています。週明けはイタリア国民投票を受け、ユーロや円の窓開けスタートもあり得る環境です。
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