21日夜中FOMCでは、利上げは見送られ、3人のメンバーが反対票を投じる結果となりました。これで12月まで利上げは無くなり、年1回の利上げとなりそうです。8月後半にイエレン議長、フィッシャー副議長などがタカ派発言をし始めたものの、その後の経済指標の悪化により利上げ観測は一気に萎み、実際に利上げも見送られました。安心感からダウは163ドル高、ナスダックは史上最高値でクローズしています。米経済指標に関しては、悪過ぎた8月はともかく、今後は手放しで良いとは言えない微妙な結果が続くでしょう。「経済指標が悪い→利上げが遠のく→株を買う」というサイクルがどこまで継続できるか。まずは8月につけた史上最高値18,613ドルを超えるか、18,000ドル節目を割り込むかに注目しておきます。ドル円は日銀会合の結果を受け一時102.77まで上昇、102.67で売りポジションを建て利益に出来ました。日銀は金融機関に配慮した以外に何もしていません。円安になる材料は無いため、祭日中の売り仕掛けに警戒すべきでしょう。暴落して初めて、投機円ロングの利食いが出てくると見ています。
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