◇9日の日経平均株価は918円安と今年最大の下げとなりました。WTI原油27.94ドルへ6%近い下落で続落しています。NYダウは16,000ドルレベルで売買が交錯しています。昨日は東京時間から珍しくドル円が売り込まれる中、浅川財務官や日銀レートチェックの噂など円売り介入を連想させる出来事が起きています。今晩は日本時間0時~イエレンFRB議長が下院金融委員会で議会証言を行います。株式市場が混乱するなか「3月利上げ有無」がテーマとなっていることから投資家の関心はかなり高いでしょう。この時間帯はドルと株価が発言を材料に良く動くはずです。FRBの利上げペースも投資家の関心事ですが、今後は「12月利上げ開始」が失敗だったのではないかと叩かれる場面も出て来そうです。日銀・FRB・ECBともに超量的緩和を続けて来ましたが、株価操縦は永遠と続けることは元々不可能です。ダウも日経平均も超量的緩和バブルが綻び始めているだけで特別なリスクが浮上しているわけでもありません。誰にでも予想できた単なるサイクルです。
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