◇5日22:30に発表された米1月雇用統計では、非農業部門雇用者数15.1万人増(予想19.0万人増)と予想を下回ったものの、失業率4.9%(予想5.0%)、平均時給+0.5%(予想+0.3%)と平均時給がポジティブサプライズとなりました。これが賃金上昇の流れが良くなり、インフレ率の改善につながるという印象から3月利上げ観測が再浮上しています。FRBは株価を重視しています。株が下げているうちは利上げに対してタカ派になる可能性は低いでしょう。実際には3月追加利上げの可能性はほとんどありません。そのような環境の中、ECBや日銀も3月に金融政策の発表を迎えます。ドラギマジックも黒田マジックもほとんど効き目は無くなっていますが、最大限の政策(金利と量と質の合わせ技など)を出せば、ちょろっと円安+株高に振れるはずです。今回同様、そういったところを売っていくのが良さそうです。トレードは利食い継続+61万円。ユーロドル買い3枚がまだ残っています。
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