◆9日のNYダウは239ドル安、大幅続伸で始まっての反落で値動きからはネガティブな印象を受けます。21年ぶりの歴史的上昇となった日経平均は朝方から600円超の反落、大引けでどの程度戻せるか注目しましょう。昨日の上げを考えれば300円程度の利食いによる反落は普通ですが、下げ過ぎの印象。あくまでもショートカバーの範囲内にとどまっています。ドル円も株価同様の反落で121円前後を保てず上髭を作っています。NYクローズで200日線を保つこともできず、ダブルボトム形成に失敗→三角持合いへ向かって行きそうです。ダウが弱い動いを続ける中、日経平均とドル円は官製の買いでどこまでデカップリングできるかがポイントになるでしょう。主要国の市場混乱に対する対策への期待も高まりそうです。円相場も株価も昨日の反落を見る限り方向感はでないでしょう。値動きに翻弄されないように様子見を決め込むべきです。
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