◆今週8/31-9/4為替相場見通しです。今月は11日~中国人民元切り下げを「きっかけ」とした市場の大混乱を受け米9月利上げ観測が後退していました。先週はジャクソンホール講演でFRBフィッシャー副議長の発言に注目が集まり、副議長は「9月利上げを排除しない」発言をしています。これを受けドルは買戻しが優勢、ドル円は一時121円台後半へ上昇、ドルインデックスは96.14ポイントまで上昇しています。週明けはドル円も日経平均・ダウ先物も急激な戻りからの利食い売りや、逃げ遅れたポジションの整理に追われている模様で下げています。今週は9/17に迫ったFOMCへ向け、わずかな可能性が残った米9月利上げの有無を探る1週間になりそうです。そのため米重要指標に一層注目が集まるでしょう。1日米8月ISM製造業景況指数~4日米8月雇用統計まで注目をしておきます。週末に予想外にドルが戻ることになれば、長期的な高値乱高下に入っている可能性に警戒すべきでしょう。今週も頑張りましょう。
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