◆26日のユーロ相場はギリシャ総選挙で急進左派連合(SYRIZA)が予想以上の大勝となったことを受け急落してスタートしましたが、ユーロ円は130円手前、ユーロドル1.11台で一旦反発しています。独DAXは史上最高値更新、NYダウは6ドル高でNYは暴風雪。今月に注目されていた欧州2大イベントを通過して市場は落ち着いてくる頃、リスクオン相場を意識すべきでしょう。日経平均も年初来高値圏で推移しており、1月のリスク回避はこの程度で10月や5月の比ではないと考えて良いでしょう。ギリシャに関しては救済側のEUとSYRIZAのツィプラス党首との交渉が始まることになります。コンセンサスは「落としどころを探る」となっていますが、過去のトロイカとギリシャの交渉を見る限り「極限まで揉める」と考えるべきです。融資が止まると資金が尽きてくる5月以降にデフォルト懸念となるでしょう。目先は28日夜中FOMCに注目、ドル円は買い再開で良さそうです。
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